たった1レッスンで劇的に成長するための具体策4つ

琴線に触れ

皆さん、こんにちは!代表の古川です。

 

タイトルを考えていたら、徐々に釣りタイトルみたいになってきました・・・!笑

 

 

真面目に、タイトル通り1レッスンで劇的に成長させるために私が行っている3つのことをお話させていただきます!
※30分でのオンラインレッスンを想定し、生徒さんはコンクールや演奏会本番前のレッスンという状況です

 

■その1:「では冒頭から通して」は極力やらない

何度かその作品をレッスンしていることは前提ですが、あまり「はじめから弾く」は意識してやらないようにしています。

時間を要するというのも一つありますが、既に指摘したいポイントを講師側はあらかじめ把握していると思いますので、効率よくその個所から演奏してもらうのが良いと単純に思います。

また生徒さんにおいては「はじめから弾く」ことで大きな負担があるため、ポイントの個所でうまくいかない場合もあるため、まずは指摘したい個所について確認をするべきなのかなと思います。

 

反対に「はじめから弾く」場合というのは、その曲に入り込む動作や音の出だしになっているかの確認のためです。

 

演奏開始の姿勢や”間”もとても大切だと思いますので、その場合は「はじめから」を何度もやりますね。

 

■その2:音楽的にどう弾くか、弾きたいかに対して必要なテクニックを補う

年齢やキャリアによってこの部分の伝えかたはとても難しいですが、特に意識しているのは「音楽をどう完成させたいか」をまずはできるだけクリアにします。
「できるだけ」というのはテクニック的にも気持ち的にも完成していない場合は、音楽の完成をイメージできないという可能性もあるからです。

 

作品の一部であっても「○○のイメージで広がるように弾きたい、気持ちを高ぶらせたい、楽しい、悲しい」などまずは音楽的な完成イメージをもった上で、それを達成するにはどのように弾くことが必要かを考えます。

 

たまに弾けるだけは弾けているがイメージが湧いていないというケースがありますが、実際はそれほど必要のないスピードやダイナミクスをそのまま演奏している場合があり、そのような不用意なことにならないよう、まずは音楽的にどう弾くか、弾きたいかがとても大切と考えています。

 

■その3:講師側から答えを出さない

また講師ができるだけ完成のイメージを押し付けないことも大切です。

 

たいてい私が生徒さんにこのような質問をする場合は「生徒さんなら答えられそう、このような答えが返ってきそう」という想定があるので自分のイメージを言ってしまうと生徒さんも固定概念となって自身のクリエイティブな発想を摘み取ってしまうことになります。

 

また生徒さんのイメージが想定の回答出なかった場合でも修正したりせずに一旦そのイメージで弾いて答え合わせをしていきます。

 

自分自身で気づき、その気持ちを音に表現することが「音楽」なのかなと思います。

 

よってあまり、弾く前にプロの完成された音源を聞いてしまうことをオススメしていません。

反対に弾き切った後に念のためプロの演奏を聞くのはとても効果的だと思います。

 

■その4:練習方法を可能な限り具体的に教える

その2の音楽イメージを作ったあとはそれに対するテクニックが必要になる場合は講師の腕の見せ所なのかなと思います。

 

具体的で効率的な練習方法をお伝えすることで早く理想の状態に演奏のレベルを持っていくことができます。

 

具体的な練習方法というのは

 

・その練習の目的を明確に
・どの指が脱力、アクセントすればよいか
リズム替えやゆっくり練習することの意味
回数や時間などの指定

 

などに注意しながら模範を見せつつ生徒さんに練習してもらうようにしています。

 

■まとめ

「劇的に成長する」というのは「音楽的にいかにイメージをもって演奏できているか」の成長になるかと思います。

 

これは初心者の方でも一緒で小さいお子様から大人の方までまず「どのように弾きたいか」を最優先します。

そのようにレッスンをしていくと自然と音楽の楽しさや表現することの大切さがわかってくるのかなと感じます。

 

 

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